インプラントとブリッジ・入れ歯の違いとは?

こんにちは!高松市の高田歯科口腔外科医院の高田です。

歯を失ってしまった時、治療の選択肢としてインプラント、ブリッジ、入れ歯という3つの方法があります。しかし、「それぞれの違いがよく分からない」「自分にはどの治療法が合っているの?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は、それぞれの治療法の違い、メリット・デメリットについて、歯科医師の視点から詳しく解説します。

インプラントとは?

インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯(上部構造)を取り付ける治療法です。まるで自分の歯のようにしっかりと固定されるため、天然の歯に近い噛み心地と見た目を再現できます。

ブリッジとは?

ブリッジとは、失われた歯の両隣の歯を支えにして、橋渡しのように人工歯を固定する治療法です。両隣の歯を削る必要があるため、健康な歯への負担が大きいというデメリットがあります。

入れ歯とは?

入れ歯とは、歯を失った部分に人工歯を装着する治療法です。部分入れ歯と総入れ歯があり、取り外しが可能です。他の治療法に比べて費用を抑えられますが、噛み心地や見た目は劣ります。

それぞれの治療法の違い

項目 インプラント ブリッジ 入れ歯
構造 人工歯根を顎の骨に埋め込む 両隣の歯を支えにする 人工歯を粘膜で支える
噛み心地 天然の歯に最も近い 天然の歯に近い 天然の歯に劣る
見た目 天然の歯に最も近い 天然の歯に近い 天然の歯に劣る
費用 高額 比較的安価 安価
治療期間 長い(数ヶ月~半年) 比較的短い(数週間~数ヶ月) 比較的短い(数週間~数ヶ月)
周囲の歯への影響 影響なし 両隣の歯を削る必要がある バネをかける歯に負担がかかる
メンテナンス 適切なお手入れが必要 適切なお手入れが必要 毎日のお手入れが必要

それぞれの治療法のメリット・デメリット

インプラント

メリット: 天然の歯に近い噛み心地と見た目、周囲の歯への影響がない

デメリット: 費用が高額、治療期間が長い

ブリッジ

メリット: 比較的安価、治療期間が短い

デメリット: 両隣の歯を削る必要がある、歯への負担が大きい

入れ歯

メリット: 安価、取り外し可能

デメリット: 噛み心地や見た目が劣る、毎日のお手入れが必要

どの治療法を選ぶべきか?

どの治療法を選ぶべきかは、患者様の歯の状態、顎の骨の状態、費用、希望などによって異なります。歯科医師とよく相談し、ご自身に最適な治療法を選択することが大切です。

まとめ

インプラント、ブリッジ、入れ歯は、それぞれ異なる特徴を持つ治療法です。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、ご自身に合った治療法を選択しましょう。

高田歯科口腔外科医院では、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療計画をご提案いたします。歯を失ってお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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